Ambiqの上場1年目を振り返って

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    Ambiq CEO Fumihide Esaka 1 year IPO anniversary Letter
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    1年前、Ambiqは新たな章を迎えました。2025年7月30日にニューヨーク証券取引所でオープニングベルを鳴らし、ティッカーシンボル「AMBQ」として上場企業としての取引を開始しました。 上場企業としての最初の1年間で、当社は新規株式公開(IPO)および2度の追加株式公募(FPO)を成功裏に完了し、総額約3億7,200万ドルの資金を調達しました。何よりも重要なのは、投資コミュニティからの継続的な信頼を得ながら、長期的な成長に向けた投資を行う力を強化できたことです。

    この重要な節目は、SPOT®プラットフォームの先駆的な設計やApollo®SoCの5世代にわたる開発から、グローバルチームの構築、AIソフトウェアエコシステムの拡大、そしてエネルギー効率に優れたエッジAIを通じて「あらゆる場所にインテリジェンスをもたらす」という当社のビジョンを共有する顧客とのパートナーシップの確立にいたるまでの、15年以上にわたるイノベーションの集大成と言えるものです。

    創業初年度に調達した資金により、当社は最も重要な分野への投資を加速させることができました。具体的には、技術プラットフォームの進化、ソフトウェアエコシステムの拡大、顧客との関係強化、グローバルチームの強化、そして次世代エッジAIに向けた準備などの取り組みです。 これらの投資はすべて、「強固な技術的リーダーシップを構築し、顧客および株主の皆様に持続的な価値を創出する」という長期的な目標に基づいて行われてきました。

    今こうして振り返ってみると、最も際立っているのは、ティッカーシンボルやオープニングベルのことではありません。この1年間で私たちが成し遂げたこと、そしてこれから待ち受ける未来のことです。

    次世代エッジAI向けのプラットフォームの構築

    この1年、当社は、広範なエッジAIアプリケーションに対応するよう設計された、新しいApolloシステムオンチップ(SoC)ファミリーにより、業界をリードするSPOTプラットフォームを進化させてきました。より高度なヘルスケア向けウェアラブル、インテリジェントなヒアラブル、産業用モニタリングシステム、あるいは次世代スマートデバイスなど、いずれの製品も、卓越したエネルギー効率を維持しながら、より高い性能を実現できるよう専用に設計されています。 現在、当社の顧客の約80%が製品設計にAIを組み込んでいます。これは、市場の動向とその先に広がる大きな可能性を示す、説得力のある兆候です。

    同時に、私たちはシリコンだけでは十分ではないと認識しました。

    エッジAIが高度化するのに伴って、開発者は、それを実行するハードウェアと同等に最適化されたソフトウェアを必要としています。この認識に基づき、当社はAIソフトウェアエコシステムを大幅に拡充しました。当社のneuralSPOT® AI開発キットは、AI開発を簡素化し続けると同時に、実世界のアプリケーションにおいて高度に最適化された性能を実現しています。この基盤をさらに発展させ、当社はheliaRT™、heliaAOT™、heliaCORE™を含むHELIA™ AIエコシステムを導入し、開発者がAIモデルの最適化、コンパイル、検証、デプロイをこれまで以上に効率的に行えるよう支援しています。

    当社のハードウェアおよびソフトウェアプラットフォームを組み合わせることで、実用的かつスケーラブルなエッジAIソリューションを構築するための、より包括的な基盤を開発者に提供します。エッジAIの成熟に伴い、これらの統合的なアプローチは、ますます重要な差別化要因になると私たちは考えています。

    事業領域の拡大

    イノベーションは、意義ある課題を解決して初めて意味を持ちます。だからこそ、当社のSPOTプラットフォームが 『TIME』誌の 2025年AI部門ベストインベンション」のひとつに選出されたことを大変嬉しく思っています。この選出は、エネルギー効率に優れたAIの実現が、業界における重要な優先事項になっているという私たちの確信を裏付けるものでした。

    この1年間、当社はヘルスケア、ウェアラブル、ヒアラブル、産業オートメーション、スマート環境などの分野で顧客基盤を拡大し、事業展開地域も広げてきました。当社の顧客は、心臓不整脈の早期発見を支援するデバイスや、メンテナンスなしで長時間稼働するインテリジェントな産業用モニタリングシステム、さらにスマートグラスやその他の常時稼働型デバイスなど新興の分野において、より高度なAI体験を提供するデバイスなど、多岐にわたって開発しています。

    これらのイノベーションは、私たちが当初から信じてきたことを裏付けるものです。それはインテリジェンスはデータセンターの枠を超え、現実の世界へと広がりつつあるということです。AIが日常的な製品に組み込まれるようになるに従って、電力効率は単なる技術的な優位性にとどまらず、設計における基本的な要件となります。

    今後の展望

    私たちの前には大きな機会が広がっています。

    上場企業としての初年度を経て、当社の基盤はより強固なものとなりました。今後の数年間は、エッジAIがいかに広範にわたって産業を変革するか、そしてお客様によるその変革の実現を当社がいかに効果的に支援できるか、という2つの要素によって形作られていくでしょう。

    当社は、業界トップクラスのエネルギー効率が求められる広範なエッジAIアプリケーションに対応するため、Apolloファミリーの展開を継続して進めていきます。同時に、次世代のインテリジェントコンピューティングに向け、Atomiq™ファミリーの準備も進めています。これは、ニューラルプロセッシングユニット(NPU)を統合した、当社初のSPOT(サブスレッショルド電力最適化技術)を基盤とした製品です。Atomiqは、Ambiqの強みである超低消費電力性能を維持しつつ、コンピュータビジョン、高度なオーディオ処理、そして新たな推論アプリケーションなど、より高い演算能力を必要とするAIワークロードへの対応を可能にするよう設計されています。

    当社の投資は、シリコンの領域にとどまりません。当社は、お客様がプロトタイプから量産へとより迅速かつ確信を持って移行できるよう支援する、ソフトウェアツール、AIフレームワーク、そして開発者エコシステムの推進にも、同様に注力し続けています。当社のハードウェアとソフトウェアのプラットフォームを組み合わせることで、今後もエッジAIの可能性をさらに押し広げていきます。

    同様に重要なこととして、当社は人材への投資を続けています。米国、台湾、シンガポール、中国において、業界で最も困難な技術的課題の解決に向けた当社の情熱を共有する、卓越した人材を引き続き採用しています。彼らの専門知識、創造性、そして献身的な姿勢こそが、当社が成し遂げるすべての成果の基盤となっています。

    最後に

    上場企業となった今も、当社の本質は変わっていません。

    公開市場において求められる規律、透明性、説明責任は、持続的なイノベーション、卓越した事業運営、そして責任ある成長への当社の取り組みをさらに強固なものとしています。当社は今後も、超低消費電力のエッジAI技術における揺るぎないリーダーシップの確立に注力してまいります。

    世界は今、クラウド上だけでなく、何十億ものコネクテッドデバイスなど、あらゆる場所にインテリジェンスが組み込まれ、医療の向上、生産性の向上、産業の安全性向上、そして日常生活の充実が実現される、新たな時代を迎えようとしています。画期的な超低消費電力半導体技術と、さらに特化したAIソフトウェアプラットフォームを組み合わせることで、Ambiqこそがこの未来の実現に貢献できる独自の立場にあると確信しています。

    お客様、パートナーの皆様、従業員、そして株主の皆様へ:上場企業としての最初の1年間、皆様から寄せられた信頼と変わらぬご支援に心より感謝申し上げます。皆様と共に、将来に向けた強固な基盤を築くことができました。

    ニューヨーク証券取引所(NYSE)への上場から1年が経ち、重要な節目を迎えました。2年目は、新たな章の始まりとなります。

    Ambiqの今後の展望を考えるとき、かつてないほどの期待に満ちています。

    Ambiq CEO 江坂文秀

    将来の見通しに関する記述
    本文書に含まれる過去の事実以外の記述は、将来予想に関する記述です。将来の見通しに関する記述は、「確信する」、「期待する」、「可能性がある」、「予定である」、「はずである」、「目指す」、「意図する」、「計画する」、「推定する」、「予想する」などの言葉や、当社の戦略、計画、予測、意図に関する類似の表現を含んでいるため、特定することができます。これらの将来の見通しに関する記述は、本文書全体に含まれる場合があり、Ambiqの戦略的取り組み、成長軌跡、およびその製品に対する需要に関する見通しに関する記述が含まれますが、これらに限定されるものではありません。将来の見通しに関する記述は、その性質上、過去の事実や将来の業績を保証するものではなく、予測や定量化が困難なリスク、不確実性、仮定、または状況の変化の影響を受けます。これらのリスク、不確実性、仮定、または状況の変化には、Ambiqの2025年12月31日を末日とするフォーム10-K年次報告書の「リスク要因」セクションに記載されているもの、およびAmbiqが随時SECに提出するその他の書類に記載されているものが含まれます。Ambiqの期待、信念、予測は誠実に表明されたものであり、Ambiqはこれらに合理的な根拠があると考えています。しかしながら、経営陣の期待、確信、および予測が実現または達成されるという保証はなく、実際の結果は、将来の見通しに関する記述で表明または示唆されている内容と大きく異なる可能性があります。本文書に含まれる将来の見通しに関する記述は、本文書の発表日時点のものです。Ambiqは、適用される証券法で義務付けられている場合を除き、新たな情報、将来の進展、その他の理由を問わず、将来の見通しに関する記述を公に更新または見直す義務を負いません。

    Ambiqについて
    テキサス州オースティンに本社を置くAmbiqは、最も低消費電力の半導体ソリューションを提供することで、あらゆる場所でAIなどのインテリジェンスを可能にすることをミッションとしています。特許取得済みの独自のSPOT®(サブスレッショルド電力最適化技術)およびHELIA™ AIプラットフォームを基盤に、電力、メモリ、エネルギー効率が極めて重要なエッジ環境において、メーカーがより高性能なAIを導入できるよう支援しています。Ambiqは、ヘルスケア、ウェアラブル、産業オートメーション、スマート環境、その他の新たなAIアプリケーションにおいて、よりインテリジェントで常時接続可能なエッジデバイスの実現を可能にします。Ambiqは現在までに3億万台以上のデバイスを供給しています。詳細は、www.ambiq.comをご参照ください。

    お問い合わせ先:
    シャーリーン・ワン(Charlene Wan) 
    コーポレートマーケティング担当バイスプレジデント
    cwan@Ambiq.com 

    IR関連お問い合わせ先:
    Teneo
    Christina Coronios
    christina.coronios@teneo.com

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